※本記事はアフィリエイト広告(PR)を利用しています。
「Web広告を担当することになったけど、CTRやCVRと言われても何のことかわからない…」
「マーケ職に転職したいけど、何から勉強すればいいの?」
こんにちは、ひろです。私は総合広告代理店で長くオフライン広告やクリエイティブの営業をしてきましたが、ある時から獲得系の運用型広告を担当することになり、そこで取ったのがウェブ解析士、そして上級ウェブ解析士です。
この記事では、資格の内容や費用を公式情報で整理しながら、デジタル未経験の営業が実際に取ってみてどうだったかをお話しします。
- ウェブ解析士・上級ウェブ解析士の違いと取り方
- 費用・試験の形式・勉強期間の目安
- デジタル未経験の私がつまずいたことと、上級のレポートの大変さ
- 資格が仕事でどう役立ったか、どんな人におすすめか
※資格の内容・費用は、2026年10月時点のウェブ解析士協会(WACA)の公式サイトの情報です。
ウェブ解析士とは?3つのレベル
ウェブ解析士は、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が認定する、ウェブ解析とデジタルマーケティングの資格です。レベルは3段階に分かれています。
| 資格 | 位置づけ | 主な内容 |
|---|---|---|
| ウェブ解析士 | 基礎知識の習得 | ウェブ解析とマーケティングの知識を体系的に学ぶ |
| 上級ウェブ解析士 | 実践力の獲得 | KPI設定・戦略立案・提案書作成を演習で身につける |
| ウェブ解析士マスター | 指導力の確立 | 最上位資格。マクロ・ミクロ解析のレポート試験 |
出典:ウェブ解析士協会 公式サイト
2026年8月末時点の認定者数は、ウェブ解析士が9,725人、上級ウェブ解析士が2,844人、ウェブ解析士マスターが120人です。上級まで取っている人は、まだそれほど多くありません。
費用と試験の形式
ウェブ解析士(基礎)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取り方 | 公式テキストで勉強 → 認定試験(講座の受講は任意) |
| 試験 | オンライン受験・4択60問・60分。公式テキストの持ち込み可。結果はその場でわかる |
| 費用(税込) | 公式テキスト4,400円+試験17,600円(認定費用込)=22,000円 講座も受ける場合は+11,000円で合計33,000円 |
| 勉強期間の目安 | Web業界の経験者:1か月〜1か月半(15〜30時間) 未経験者:2〜4か月(40〜60時間) |
出典:ウェブ解析士協会「ウェブ解析士」
上級ウェブ解析士
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講の条件 | ウェブ解析士の資格を持っていること(同時申込は不可)。GA4の「探索」やGTMの基本がわかっていることが前提 |
| 取り方 | オンライン学習 → 演習2部(全13課題)→ 修了レポート。ライブ授業への参加が必須 |
| 合格の条件 | 演習とレポートで200点満点中140点以上(各課題に最低ラインあり) |
| 費用(税込) | 88,000円(受験料込み)。再提出は1課題11,000円 |
| 期間の目安 | 2.5〜3か月(学習時間40〜60時間)。受講開始から4か月以内に提出 |
出典:ウェブ解析士協会「上級ウェブ解析士」
合格率は、基礎・上級ともに公式には公表されていません。
私がウェブ解析士を取ったきっかけ
2023年ごろ、それまでオフライン広告やクリエイティブに携わってきた私が、初めて“ゴリゴリの獲得系”の運用型広告を担当することになりました。未経験の分野で、いち早くクライアントの戦略を考えられる人になりたい。そう思って勉強を始めたのがきっかけです。
運用型広告の現場では、数字を見て判断し、改善していくことが求められます。経験の浅い営業がクライアントと対等に話すには、ウェブ解析の共通言語を体系的に身につけるのが近道だと考えました。
勉強で大変だったこと
基礎:用語の意味から苦戦した
最初は、CTRやCVRが何を指しているのか、どの数値のことなのかがわからず、用語の定義からつまずきました。オフライン広告の経験が長いと、デジタルの指標は本当に別の言語に見えます。
ウェブ解析士の公式テキストは、ウェブ解析の基本的な指標から、事業戦略、解析の設計、レポーティングまでを8章で順番に学べる構成です。未経験者がつまずきやすい用語を、体系立てて理解できるのがよいところだと感じました。
上級:レポートづくりは大変、でも面白い
上級では、次のような演習とレポートに取り組みます。
- 第1部演習(8課題):5フォース分析、事業分析、競合分析、STP、ペルソナ、3C、カスタマージャーニーマップ、KSF・KPI・施策のロジックツリー
- 第2部演習(5課題):KPI設定シート、GTM解析設計指示書、ウェブマーケティング計画書、サイト改善提案、ウェブマーケティング提案
- 修了レポート:17ページ以上のセット
上級は、とにかくレポートを作るのが大変でした。ただ、やってみると、これまで営業として取り組んできた「クライアントの課題を解決する流れ」自体は変わらないことに気づきました。そこにウェブ解析士ならではの視点を掛け合わせる形にできたので、大変だったけれど、とても面白かったです。
資格が仕事でどう役立ったか
取得後は、社内で「デジタルに強い営業」として見てもらえるようになり、その後もデジタル系の案件に携わることができました。運用型広告はほとんどの媒体を経験でき、管理画面もレポートも怖くない状態に。今は事業会社でマーケターをしていますが、そのときの知見が今でも生きています。
資格そのものよりも大きかったのは、学んだ知識を実務で使う機会が増えたことです。「資格を取った」ことで、デジタルの案件を任せてもらえるきっかけになりました。
ウェブ解析士はこんな人におすすめ
- デジタル未経験で、Web広告やWebマーケを担当することになった人
- 広告会社やマーケ職への転職を考えている営業職の人
- マーケティングの基本から体系的に学び直したい人
- 資格を保つには年会費(6,600円・税込)と、毎年のフォローアップテストの合格が必要
- 上級は演習とレポートの量が多く、まとまった時間が必要
- 資格だけで評価されるわけではなく、実務で使ってこそ価値が出る
資格を保つための条件
ウェブ解析士は、取って終わりではなく、毎年の更新があります。
- WACAの年会費:正会員6,600円(税込)。初めて資格を取って会員になった年は免除(上級を取った年は免除されない)
- フォローアップテスト:無料で、合格するまで何度でも受けられる。毎年12月25日までに合格が必要
- 上級の人がテストに合格しないと、ウェブ解析士にランクダウンする
毎年、最新の内容に触れ直すしくみなので、知識を新しく保ちたい人には合っています。
ウェブ解析士を取るまでの流れ
- 公式テキストを買って勉強する
未経験なら、まず用語と指標の意味をしっかり押さえましょう。 - (任意)認定講座を受ける
独学が不安な人は、講座で要点を学べます。 - 認定試験を受ける
オンラインで、受験期間中の好きなタイミングに受けられます。 - 上級に進む
実務で使える力をつけたい人は、上級の講座で演習とレポートに取り組みます。
よくある質問
デジタル未経験でも合格できますか?
私自身、用語の意味からのスタートでした。公式の目安でも、未経験者は2〜4か月(40〜60時間)とされています。時間をかければ、未経験からでも十分に目指せる資格です。
上級は、基礎と同時に申し込めますか?
できません。上級は、ウェブ解析士の資格を持っている人だけが申し込めます。
転職に有利になりますか?
資格だけで決まるわけではありませんが、マーケティングやデジタル広告の基礎知識を持っていることの証明になります。私の場合は、社内でデジタルの案件を任されるきっかけになりました。
まとめ
- ウェブ解析士はデジタルマーケの基礎、上級は戦略立案・提案の実践力を身につける資格
- 費用は基礎が22,000円〜、上級が88,000円(いずれも税込)
- 未経験でも、用語から体系的に学べる。上級のレポートは大変だが、営業の課題解決の考え方がそのまま活きる
- デジタル未経験の人、広告会社やマーケ職に転職したい営業に特におすすめ
講座の日程や最新の費用は公式サイトで確認できます
参考:一般社団法人ウェブ解析士協会 公式サイト(資格の概要、ウェブ解析士、上級ウェブ解析士、会員制度、認定者数のお知らせ)2026年10月20日確認

